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ジャスミンの花開く(2004/中国)

ジャスミンの花開く ジャスミンの花開く
チャン・ツィイー (2006/12/22)
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 中国のある一家の女性の三代記で、1930年代から現代にまでいたる祖母、母、娘の若き日をチャン・ツィイーが一人三役で熱演している。いずれも恋愛や結婚が失敗や不調に終わり、祖母と娘は身ごもってしまった子の出産にこだわる。また母にあたる代のチャン・ツィイーは、いつまでたっても妊娠できないことに悩み、養子(女の子)を貰い受けることになる。

 女性が妊娠・出産しなければ、直系の子孫はそこで途絶える。寂しいことにはちがいないが、この映画からはそれ以上の何かしらもっと大きなこだわりを持って、主人公が出産を待望する様子がうかがえる。中国の今昔の事情は知らないが、堕胎をあっせんするブラックマーケットが、ほとんどの国と同じように同国でも存在するのではないか。だが主人公には「テテ無し子」を生むという困惑はあっても、堕胎を選択肢に入れる様子はない。少なくとも、言葉としてそれを口に出す場面はない。主人公の思想以外に、そこに現代中国のタブー(「公共的」なものとして)の反映があるのかないのか、わからないところだが。

 子供を生んでしまえば「母子家庭」という名の家族が形成される。たんに逃げ去った男への復讐ではない。観賞者としてはその内実がわかりにくいが、主人公にとってはそれは、是が非でも獲得しなければならない成果なのだ。ラストの雨中での出産シーンは、三代にわたる女性のそういう執念の集大成であり、ダメ押しである。

 チャン・ツィイーは最後まで緊張の糸が切れない。主人公の役柄からくる執念とともに、女優としての執念もまた伝わってくる。
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2007.08.01 Wed 22:10  |  seha #l/rqXNkA
kimion20002000さん、TB,コメント、ありがとうございました。

>男って情けねえな

たしかに、そういう面はありますね。最初の男は遊び、3番目の男は遠距離恋愛で飽きがきてしまった、というところだろうか。映画としては、チャン・ツィイーの凛々しさを出すために、わざとこういう男を持ってきたのかもしれませんが。
  [URL] [Edit]
TBありがとう。
なんか、全体を通じて、男って情けねえな、と。これは日本でも同じだけどさ。
男  [URL] [Edit]







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カテゴリ : ラブ・ストーリー 製作年 : 2004年 製作国 : 中国 時間 : 129分 公開日 : 2006-06-17~ 監督 : ホウ・ヨン 出演 : チャン・ツィイー ジョアン・チェン 姜文 リィウ・イエ ルー・イー 1930年代の上海。写真館の娘、茉は、スカウトされて華やかな女優の世界 2007.07.31 12:51
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