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砂浜にて

自作詩
12 /31 2020
海が
涎掛けのなかに収納されて
夜明けだ

縄梯子は
石垣から砂浜へ
垂直から水平へ渡される

タンブラーはふらふらと漂って行った
下り坂の
穴のある赤い海へ

盥のなかで泣きじゃくる嬰児
その涙はしょっぱく
ビスケットはくノ字に

クラゲに誘われて
幻影がいくつも空に昇ったが
凧は顕れなかった

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seha

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