大洋ボート

ミニミニ大作戦(1969/アメリカ)

ミニミニ大作戦 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]ミニミニ大作戦 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
(2006/04/21)
マイケル・ケインノエル・カワード

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 この映画は劇場公開当時に見た。下水道のなかを颯爽と走るミニカー(軽自動車)の姿がかなり長く記憶に残ったが、それ以外の場面となると皆目忘れてしまっていた。今回DVDで見ても、他の場面と比べてやはり例の場面がいちばんおもしろい。下水道のほか、階段や川の堰を走り回るし、ビルの屋根から屋根へとびうつったりもする。こういう具合に、ミニカーが縦横無尽に活躍する場面の連続がこの映画の見せ所で、これを撮ることが目的のすべてだったといってもいいのではないか。

 ミニカーはマイケル・ケインをリーダーとする犯罪グループが、輸送車から金塊を見事に強奪したあとの逃走手段として用意されたもので、ほかにも改造大型バスやバンなどの車両も加わる。コメデイタッチの映画だが、作りは雑だ。交通渋滞を引き起こしただけで、はたして輸送車襲撃が成功するのか。ここらの計画は甘いと思うが、それでも成功してしまう。

 マイケル・ケインは硬軟両方の芝居ができる人だが、うってつけの役どころだろう。カッコいい。あと印象に残ったのは、マフィアの大立者の存在だ。彼は刑務所に収監されているが、まるで所長待遇で信じられない思いがした。ほんとうに所長ではないかと初めは首をかしげた。独房はだだっぴろくて、壁一面にエリザベス女王の写真がぺたぺた貼られてあるし(マイケル・ケイン以下の居住地はイギリス)映画鑑賞も自由。マイケル・ケインが犯罪の話を持ちかけるためにわざわざ刑務所に侵入して直談判すると、ほんとうの所長を呼びつけて「警備が甘い」と苦言するまでの地位にある。オーバーに描かれているのは確かだろうが、アメリカやイギリスにおけるマフィアの跋扈を考えると、荒唐無稽とばかりはいえない、わからないが、当国の人が見るとくすぐったいようなリアリティが少しはあるのかもしれない。
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