大洋ボート

未来の日々

水仙がさかさに映る
池の面に
溺れこんだとしても未来はない

釣鐘の伏せられた家
今はとり壊されて
仰ぎ見たときには
螺旋巻きのりんごの皮が何本も
だらだら垂れ下がっていた
涎と血
室内にも瀰漫していた夏
時間は坂道を転げ落ちるように過ぎた
それだけだったか

鉤裂けの青空を
伏せ目がちに思い出していた
鼠の眼に価値があった
だれも監視しなかったので
わたし自身がわたしを濡れたタオルのように
ぎゅうぎゅう搾っていた

意志はどこまで強靭になることができるか
時代遅れの問いに
空想の紙幣を乱発しつづては燃やした
わずかに隔たった今日が
未来




関連記事
スポンサーサイト
    23:29 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可
Trackback
http://oceanic.blog70.fc2.com/tb.php/276-edb0e0ff
プロフィール

seha

Author:seha
FC2ブログへようこそ!

カレンダー(月別)
10 ≪│2017/11│≫ 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最新の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
全ての記事を表示する
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
リンク