固着

「真正の太陽」が
いつもわたしの腹のなかにあり
今も冷たく育つ
ときには後ろ向きで餌をやる
風がひと刷毛巻きあげると
無関係なカーテンが空でひるがえり
大またを開く「真正の太陽」
蟻が這いまわるひび割れた地がうるおい
さらに水が撒かれ
ダチョウの卵が均衡をたもって中心に立つ
わたしは自身さえ知らない
得体の知れない顔をしているのか
犯罪者予備軍?
けれど秘密は保たねばならぬ
墓場まで運ばなくてはならぬ
「真正の太陽」との親和性
その堕落のありかを鑿を打ち込んで探りたいが
まだまだ日々は遠巻きにするばかりだ
18:27 | 自作詩 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
森恒夫『銃撃戦と粛清』ノート | top | シャーロット・グレイ(2001/イギリス)

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