大洋ボート

デス・プルーフinグラインドハウス

 クエンティン・タランティーノ監督が、六十,七十年代のB級映画への共感をこめて作ったという。私は、映画の中心部分よりも装飾的部分がおもしろかった。古い映画に見せかけるため、故意に画面に「雨」を降らしたり、またフィルムを飛ばしたりする。そのため次の場面は何だか途中から始まる印象がある。フィルムが飛ぶ際の「ポッ」という不快な音も故意ゆえに強調されておおきく響く。うん、うん。こういう作り方もあるんだなあ。古着やジーパンに穴をあけたものがファッションとして立派に通用する世の中だ。そういう傾向を映画にもちこんで悪いはずがない。いい着眼点だ。ブルース・ウィルス出演の架空の映画の予告編をわざわざこしらえたのも、やってくれますなあ。

 この前半の時間にしてわずかな部分が、私に好印象をあたえてくれた。あとは肩をほぐして、殺人鬼と二組の女性四人組とのカーアクションの対決を楽しめばいい。けっこう残酷な映像もあるが「これは映画ですよ」とわざわざ断ってくれているのだから、素直に楽しめばいい。私はにんまりできた。殺人鬼の車が「耐死仕様」なんて、真面目な顔で自慢したり。そのくせこの男、追い詰められると、意外なくらいに弱い。
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2007.10.07 Sun 21:45  |  seha #-
バラサ☆バラサさん、コメントありがとうございます。

カート・ラッセルという人は、よく知りませんが、こういう役は初めてではないですかね。善良な人柄の役が多かった気がしますが。監督が、意表をつくねらいで起用したのかも。
こんばんは  [URL] [Edit]
2007.10.07 Sun 00:32  |  バラサ☆バラサ #-
後半の泣きがよかったですよね。
ぶっ飛ばされて、即効でTHE ENDは、爽快でした。
こんばんは  [URL] [Edit]







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