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日曜日
2006 / 08 / 11 ( Fri )
 酷暑がつづく。私が今思い出しているのは蝉しぐれだ。最近は、日曜日ごとに実家の一角の私専用の部屋に、読書のために赴くのだが、そのたびに公園を通過する。下町の公園としては、かなり規模が大きくて、野球用のグラウンドが二面ある。また、ゲートボール用のものも一面あり、その他の場所は当然というか、緑地帯になっている。楠、欅、桜などの比較的樹齢の若い木々が生い茂っている。先だっての日曜日には、この夏一番のいきおいで蝉が鳴き出した。多数の蝉が合唱すると、鳴くというよりも滾る、というにふさわしいけたたましさだ。空の盤面に黒いおはじき玉のようにおびただしくばらまかれた葉の群をまぶしく見上げるながら、そのシャワーを気持ちよく浴びることができた。その道は数分で通過してしまう距離だが、心地よさは残った。

 自動車の音、テレビの音、そして私が仕事で操作している旋盤の音、私の周りにはこのように人為の音(騒音)でまみれている。そうしたなかで天然の音響はやはり根本的にちがう。普段蝉の声を耳にする人には何でもないことだろうが、私にはちょっとした清涼剤である。

 日曜日の公園には、先に書いたようにグラウンドが二面あるので、少年野球をしに来る子供やそのお母さんがたで賑やかで活気がある。別の言葉であらわせば、解放感を感じ取ることができる。そうした風景を横目にしながら通りすぎることも心地のいいものだ。
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