ドクター・ノオ(1962/イギリス)

ドクター・ノオ (デジタルリマスター・バージョン) ドクター・ノオ (デジタルリマスター・バージョン)
ショーン・コネリー (2007/08/25)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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 007シリーズの第一作。主人公ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)の立場や性格づけがさらりと語られる。つまり彼はイギリス諜報機関に属する軍人であって、殺人も許可されている。また個人的には、銃の好みが偏っていて、性能のいいワルサーよりもべレットという小型を好むこと、酒はドライ・マティニが好きなこと、女性好きなことなどである。そのジェームズ・ボンドがジャマイカへ飛ぶ。私有地の島でボーキサイト鉱山を経営するノオという中国人の動静をさぐるためだった。

 しかしこの映画の魅力は、なんといってもウルスラ・アンドレスが登場する場面にある。CIAエージェントの黒人とともにノオの島に潜入して一夜を明かしたショーン・コネリー。やがて朝になって、海岸を望むと、ウルスラ・アンドレスがジャマイカの歌をハミングしながら島へ上陸してくる。ビキニの水着姿で、貝殻の採集のためにやってきた。姿をあらわしてハミングに唱和するショーン・コネリー。このとき、視聴者は作品のストーリーをまるで忘れてしまって、ウルスラ・アンドレスの抜群のプロポーションに見とれてしまう。すっかりリゾート気分になってしまうのだ。

 二人はこの後、仲良くなるが、あっけなくノオの一味につかまってしまう。(黒人は殉職する)世界支配の野望を語るノオのジョセフ・ワイズマンに怒りをあらわにするショーン・コネリー。やがて彼の破壊工作とあざやかな脱出劇。例によって例の如し。つまり海岸でのアンドレスの登場する場面以外はおまけみたいなもの。全体的には丁寧な作りだが、ウルスラ・アンドレスが製作者の計算以上に魅力的だったのだ。
22:32 | DVDで見た映画 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑