交渉人 真下正義(2005/日本)
02/16/2007 (Fri)
![]() | 交渉人 真下正義 スタンダード・エディション ユースケ・サンタマリア (2005/12/17) ポニーキャニオン この商品の詳細を見る |
東京の地下鉄で、無人の新型車両「クマ」が暴走をはじめる。大あわての地下鉄司令室。やがて犯人から電話がかかってきて、警視庁の真下(ユースケ・サンタマリア)を指名する。真下は警視庁のネゴシエーターである。犯人には要求はない。ただ、既に地上の何カ所かに爆弾を仕掛けてあって、真下にヒントを与え、それが解けなければ時間切れで爆発してしまうという。つまりは愉快犯だ。またパソコンで「クマ」を自在にあやつれることから、地下鉄のシステム構築にたずさわった人間であろうことが推察される。犯人はまた映画マニアで、古い映画に関するうんちくをヒントにちりばめる。だが真下は懸命のパソコン検索などにも関わらず、ヒントを解けず、爆弾がつぎつぎに爆発していく。「クマ」も暴走をやめない。
映画などのフィクションにかぎったことだが、奇想天外な犯罪は夢があっておもしろい。愉快犯の気持ちもわからなくはない? パニック防止のためだといって、進行中の犯罪を公表しないのは首をかしげるが、面白さの追求でもあろうか。爆発物を仕掛けられたコンサート会場から人々を避難させないのもどうか。
ユースケ・サンタマリアは新機軸の演技をしているのかもしれない。最初は大根役者に見えて、おどおどしていて、表情を表に出すのが下手に映ったりするが、これが見終わってみるとなかなか印象にのこる。芯がちゃんとできているというのか。司令室のキャップの國村隼が正統派の演技で好演しているだけに、好対照だ。
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